中土佐町大野見は、清流四万十川源流の豊かな自然に育まれた山紫水明の癒しの山里です。大野見荘はその高台に位置し、周囲を緑に囲まれた静かな環境にあり、春には桜が咲き、夏には新緑から吹く清風を感じ、秋には紅葉、冬にはうっすらと雪化粧をすることもある、四季を五感で感じることのできる自然に囲まれた施設です。

小中学校とは「ゆめのばし」でつながっており、小学生が施設で介護体験をしたり、また施設利用者が運動会を見学に行ったりと、交流も盛んにおこなわれております。保育園との交流やボランティアの受け入れ等、地域の福祉の拠点として信頼され必要とされる施設運営を心がけております。
開設から20数年が経過し、設備の大規模修繕を実施するにあたり、Ｈ27年度には、ＺＥＢ（ゼロ・エネルギー・ビル）化事業の補助を受け、建物の断熱性を高め、最新の省エネ設備機器導入と再生可能エネルギーである太陽熱、太陽光発電設備の導入をおこない、Ｈ28年度は50%以上のエネルギー削減率を達成しました。
地球環境問題が大きな社会問題となっている中で、「地球に優しい、人に優しい」ことは社会福祉施設にとって重要なテーマです。CO2の排出量を削減することによって、地球温暖化防止や枯渇が懸念されている化石燃料の消費削減にもつながり、自然豊かなこの大野見地域はもとより、社会全体への貢献にも寄与できるよう、今後も省エネ管理、省エネ意識の向上に努めていきます。